はじめまして、坂井おとなこども歯科　院長の坂井清隆です。
生まれ育った石巻にて、歯科医療を通して地域の皆様の健康に貢献すべく2009年10月に開業しました。

岩手医科大学歯学部卒業後、当時まだ大学教育にはなかったインプラントを学ぶため、インプラント治療を専門とする大阪のインプラントセンターに勤務しました。一本の歯の治療だけでなくインプラントや矯正治療なども含めてお口全体の噛み合わせを整え、治療後の健康維持を見据えた歯科治療を学びました。

また、昔から虫歯が多い東北地方で子供達のお口を虫歯から守りたいと考え、子供の口腔の育成を主とした小児歯科の研究会に所属し現在も継続して学んでおります。

当院の最大の特徴は【予防】を全ての診療の基盤にしていることです。

私が【予防】が大切であると考えるようになったきっかけは2011.3.11東日本大震災の経験です。
震災を経験し『自分の身体は自分で守る』という意識が大切だと実感したからです。

ここで［虫歯］と［入れ歯］について一緒に考えてみたいと思います。
⑴誰でもみんな虫歯になるの？
⑵歳を取れば誰でも入れ歯になるの？

いいえ・・・

誰でも虫歯になる訳ではありません。同じく、誰でも歳をとれば歯を失い入れ歯になる訳でもありません。決して当たり前ではないのです。

つまり・・・むし歯や歯周病は【予防】出来るのです！

そして、もう一つ

坂井おとなこども歯科で大切にしているのが【口腔機能の育成】です。

最近の子供たちの口には、昔はなかった課題がみられます。

それは・・・［食べる、話す、飲み込む］といった【お口の機能】の成長発育の問題です。

乳幼児期に正しいお口の機能を獲得していないと、呼吸の仕方、滑舌、歯並びなどに影響が出てきます。

当院では、これらの口腔機能の成長発育をサポートすることは歯科の大きな役割だと考えています。

近年、介護が必要な高齢者の急増が新聞やニュースで多く取り上げられています。
その対策として、まずは病気になる前の身体機能の低下のサインを察知することが大切です。

この機能の低下は【フレイル＝虚弱】といいます。お口の中にも機能低下のサインがたくさん確認出来ます。これを［オーラルフレイル］と呼びます。　
◉成長期の子供達には［機能の発達のサポート］
◉高齢者では［機能低下の予防］

実は・・お口の健康維持におけるポイントは『歯科医院の利用の仕方』なのです。
病気になってから治療のために歯科受診するのではなく、まるで健康を維持するために通うジムの様に歯科受診するのです。

お口の機能を保つことは健康寿命を伸ばす上で非常に大切です。

以上のことを、地元石巻の皆様に是非知って頂きたく
坂井おとなこども歯科では【予防】をベースとした歯科診療を『覚悟』を持って行っています。

医院理念である『私たちは、ご縁ある全ての方々の笑顔あふれる毎日を全力で応援します』のもと、石巻の皆様の健康を支えていきたいと思っております。