知ってほしい!
当院の予防システム(MTM)の特徴
MTMとは
「メディカル・トリートメント・モデル」の略称で、予防を主軸とした診療のことです。従来のように、むし歯や歯周病があったらその都度治療して終わりにするのではなく、そもそも、むし歯や歯周病にならないようにするために、原因究明・予防・コントロールを行い、お口の健康を維持していきます。歯だけでなくお口の健康を保つだけでなく、お口の機能を維持し、誰かとおいしく食べる幸せをサポートしたいと考えています。
診療の流れ(19歳以上)
当院では、初回来院時はカウンセリングのみを行い、緊急時の応急処置以外はすぐに治療に入ることはありません。また、その場限りの治療も行っておりませんので、ご了承下さい。
治療の流れは以下のとおりです。
Step1初診カウンセリング(約45分)
患者様のお悩みをしっかりお伺いし、治療の流れについても分かりやすくご説明します。
・問診
・DVD視聴で予防歯科について学ぶ
Step2精密検査①(約45分)
まずは口腔内の現状を調べて、治療プログラムを作成します。
・視診
・歯周病検査
・レントゲン検査
・必要時、応急処置
Step3精密検査②(約60分)
・口腔内写真撮影
・唾液検査
・ブラッシング指導
・歯石除去
Step4検査結果説明・歯周病初期治療(60分)
ご自身の現状をしっかりご理解頂くことが予防の第一歩です。
・検査結果と今後の治療についての説明
・位相差顕微鏡で細菌の確認
・ブラッシング指導
・歯石除去
Step6再計画(60分)
歯科医師、担当歯科衛生士が歯周治療後の状態を確認し、再計画を行います。
・歯周病検査
・必要時、レントゲン撮影
Step8再評価(60分)
初診時と比べて口腔内の状態が改善したか検査します。
・歯周病検査
・レントゲン検査
・口腔内写真撮影
・唾液検査
Step9メインテナンス(45分)
定期的に口腔内をチェックし、健康な状態を維持するお手伝いをさせていただきます。
通院頻度は1~3か月ごとで、患者様の状態によって異なります。
・必要時各種検査
・歯石除去、クリーニング
診療の流れ(18歳以下)
当院では、初回来院時はカウンセリングのみを行い、緊急時の応急処置以外はすぐに治療に入ることはありません。また、その場限りの治療も行っておりませんので、ご了承下さい。
治療の流れは以下のとおりです。
Step1初診カウンセリング(45分)
患者様のお悩みをしっかりお伺いし、治療の流れについても分かりやすくご説明します。
・問診
・DVD視聴で予防歯科について学ぶ
Step2精密検査(45分)
まずは口腔内の現状を調べて、治療プログラムを作成します。
・視診
・歯周病検査
・レントゲン検査
・口腔内写真撮影
・唾液検査
・必要時、応急処置
Step3検査結果説明・歯周初期治療(45分)
お子さんの現状をしっかりご理解頂くことが予防の第一歩です。
・検査結果と今後の治療についての説明
・位相差顕微鏡で細菌の確認(中学生以上の方)
・ブラッシング指導
・歯石除去
Step6メインテナンス(30分~45分)
定期的に口腔内をチェックし、健康な状態を維持するお手伝いをさせていただきます。
通院頻度は3~6か月ごとで、患者様の状態によって異なります。
・必要時各種検査
MTM(メディカル・トリートメント・モデル)のポイント
次の4つのプロセスを経て歯の健康をコントロールします。
- むし歯・歯周病のリスクを調べる
- 予防プログラムを作る
- むし歯・歯周病のリスクを考慮した治療
- 定期メンテナンス
むし歯・歯周病のリスクを調べる
問診・視診に加え、各種唾液検査・歯周病検査・レントゲン検査・口腔内写真撮影を行います。これらの結果を総合的に考慮して、将来むし歯や歯周病になるリスクを算出します。 ちなみに唾液検査では唾液の分泌量や性状、むし歯原因菌の量を測定することにより、むし歯になる要因を調べられます。
予防プログラムを作る
検査で得た情報を基にリスクを算出し、患者さまにお伝えします。この時、どういう理由でリスクを評価したのか、どんな改善方法があるか、などを丁寧にお話しいたします。患者さまのライフスタイルに合わせた改善方法を検討し、一緒に歯や歯ぐきだけでなく、お口全体の健康を守っていきます。
むし歯・歯周病のリスクを考慮した治療
むし歯・歯周病治療や、詰めもの・被せものの処置が必要であれば、その方のリスクに応じ、科学的根拠に基づいて必要な治療を行います。歯をできるだけ削らず、1本でも多く残すことで、健康寿命を延ばすことにつながります。
なお、保険診療を基本としていますが、自費診療もご選択可能です。
定期メンテナンス
患者さまご自身がリスク要因や改善方法を理解され、治療が完了したらここからがメインテナンスのスタートです。1〜3ヶ月おきのメンテナンスにより、セルフケア状況のチェック、歯周病検査、クリーニング、ブラッシング指導などを行います。また、状態に応じて数年ごとにレントゲン検査・口腔内写真撮影を行い、口腔内の長期的な変化を確認していきます。
歯周管理の観点から、たどり着いた矯正治療法の答え
それはインビザライン(マウスピース矯正)による治療でした
- 歯周炎を治療した後の咬み合わせの再構築
- ブラケット装置の装着による一時的なプラーク量の増大
- 歯列矯正中の歯肉退縮への注意
といった
『歯周組織』と『歯列矯正』この二つの領域の関連性に目を向けたとき当院は『マウスピース矯正』を選びました
マウスピース矯正のメリット
- 歯周組織にかかる矯正力がワイヤー矯正に比べ弱く、負荷が軽い
- 着脱可能なため、矯正中の歯磨きや歯間ブラシがしやすく衛生管理がしやすい