歯磨きをしているのにむし歯になってしまった!
そんな経験をしたことのあるかた多いのではないでしょうか?
歯磨きをしてお口をきれいにすること むし歯予防で大切なことですが
食生活を改善することがむし歯予防には重要です。
むし歯は4つの要因が重なると発生します。
歯の質 むし歯に対する歯の強さ、唾液の量や質も関係します。
細菌 むし歯の原因になるミュータンス菌の量、個人差があります。
糖分 むし歯の原因となるミュータンス菌の栄養源となるエサです。糖分の摂取回数が影響します。
時間 歯の質、細菌、糖分の3つの要素が重なる時間が長くなるとむし歯になりやすくなります。
この条件が重なるとむし歯になることがわかっています。
お口の中は、中性の状態ですが
食事やおやつをとるたびに お口の中は、数分で中性から酸性になります。
お口の中にいるむし歯菌は糖分を栄養にたくさんの酸を出します。
歯は、酸に弱いので
お口の中が酸性状態が続くことで歯が溶かされ、むし歯になりやすくなります。
口の中には、唾液がお口をきれいにしてくれ、
食事により酸性に傾きむし歯になりやすくなった状態から
中性のむし歯になりにくい状態に戻してくれる働きがあります。
このグラフのように
食事の回数が多かったり、常に食べていたり
お口の中に食べ物が入っている時間が長いと唾液の力が働かず
むし歯になりやすくなります。
当院では、ひとりひとり違う、むし歯のなりやすさを調べるために
唾液の検査を行っていますが
その際、食生活アンケート記入の協力をお願いしています。
食生活アンケートからは、食事の内容、回数、時間の間隔などを確認し
患者さんと一緒にむし歯になりにくい食生活習慣を考え、提案をさせて頂いています。
健康を意識して飲んでいる方が多い
お酢や乳酸菌飲料は、酸性で糖分も含み、むし歯になりやすい飲み物です。
しかし食事の一部として、食事と一緒に取るようすることで
食事回数が一回で済み、むし歯のリスクも高くなりません。
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おやつは食べていないけど
仕事や勉強中の飲み物 や のど飴も注意が必要です。
砂糖の使用していないものや
砂糖の代わりにキシリトールを使用しているものを上手に利用しましょう。
食べてダメ!というわけではなく
ダラダラ食べ続けたり 飲んだりしなければ 良いのです。
歯科医院で働く私たちも甘いものが好きな人たくさんいます😊
食べ方や食べる時間を決めれば、むし歯予防ができます。
むし歯予防そして健康ため食生活習慣を確認してみましょう。