毎日の歯磨き、フッ素入りの歯磨き剤を使っていますか?
フッ化物(フッ素)を使うことで むし歯予防に効果があること
知っていて、使っている方が多いと思います。
フッ素は3つの働きでむし歯の発生と進行を予防します。
①エナメル質の再石灰化
酸により歯から溶け出したリンとカルシウムを補い、再石灰化を促進させます。
②歯の質の強化
歯の表面のエナメル質を酸に溶けにくい性質に変え、むし歯への抵抗力を高めます。
③菌の働きを弱める
むし歯菌を引き起こす細菌の働きを弱め、酸がつくられるのを抑えます。
むし歯から歯を守ってくれる フッ素
毎日、使っているから大丈夫!と思っていませんか?
フッ素入り歯磨き剤 は
正しい用量、方法で使うことで むし歯予防の効果が期待できます。
『2+2+2+2テクニック』です✨
※歯磨き剤 2cmは6歳から成人・高齢者の使用量になります。
これは、予防歯科先進国スウェーデンで考案された
一番、むし歯予防に効果がある歯磨き方法です。
歯磨き剤に含まれるフッ素は、歯磨きをしている時だけでなく、
歯磨きした後もお口の中に残ります。
むし歯予防のためには、このフッ素をより多く、
お口の中に残しておくことがポイントになります。
たくさんうがいをすると フッ素が流れてしまい もったいないです。😢
歯磨き後のうがいは 15ml程度の少量の水で1回程度にしましょう。
15mlは、大さじ1 ペットボトルのキャップ1杯くらいです。
早速、今日から『2+2+2+2テクニック』で
むし歯予防に効果が高い、フッ素の使い方をしてみませんか?
当院では、フッ化物入り歯磨き剤の他に
ジェルや洗口液を取り扱っています。
ひとりひとりのお口の状態、むし歯のリスクに合わせた、
使用方法を指導をしていますので
お気軽にご相談ください。
※歯が生えてから2歳 3~5歳の方はこちらを参考にしてください。