みなさん 口を閉じたときの 舌の位置はどこにありますか?
本来は、舌全体が上あごにピタッとくっついているのが正常です。
その時、舌の先端は 上の前歯の後ろ少し手前
『スポット』 と呼ばれる位置に触れているのが舌の正しい位置です。
成人の舌は約150g りんご半分くらいの重量がある筋肉の塊です。
長さは20センチほどあり、重くて長いです。
根元が下あごの骨 と のど のあたりにある 舌骨という
小さな骨についているだけで そこから先は支えがありません。
ですので 舌の筋力がなかったり、機能が弱ってくると舌は下がってきます。
このような 舌が低い位置で正常でない位置にあることを『低位舌』と呼びます。
大人だけでなく
小さなお子さんにとても多いです。
舌は
〇食べ物の味、美味しさを知るための味覚
〇食べ物をのどから食道へ送り込む えん下機能
〇会話をするための発音
生きる上で大切な役割をしていますが
呼吸、歯並び、かみ合わせ、顔の表情にも影響を及ぼします。
舌の位置が低くいと気道が圧迫され 狭くなることで
本来の呼吸である鼻呼吸がしにくいため 口呼吸になりやすかったり
舌が上あごに触れないことにより、上あごが成長しないことで
かみ合わせや歯並びにも影響します。
『低位舌』は治すことができます。
その方法は
『お口、舌をたくさん使うこと』
身体、あごが成長中のお子さんは早めの改善が必要です。
普段の生活でも硬くて歯ごたえのあるものを食べること
ガムを丸めて上顎に押し当てるガムトレーニングや
当院取り扱いの 飲み込みと舌の力を強化する『ペコパンダ』もおススメです。
舌は下ではなく上に!
普段あまり意識することのない 舌の位置 とても大切なんです。
家族みんなで舌がどこにあるか確認してみましょう!
こちらは、当院の院長が本屋で見つけた書籍です。
子どもの頃から舌の位置を徹底することで
力のコントロールや集中力アップ、歯並びなど
舌と健康について たくさんが紹介されています。
是非、読んでいただきたい本の紹介です。
本屋さんで手に取ってみてくださいね✨