2020年11月より唾液検査を導入し約2年半が経過しました。
唾液検査を患者さんに受けて頂くことで、むし歯のリスクをさらに詳しく分析し
患者さんごとの予防方法を指導、提案することが可能になりました。
唾液検査では
◆ むし歯のきっかけをつくる菌、ミュータンス菌の量
◆ むし歯を進行させる菌、ラクトバチラス菌の量
◆ 唾液の力 《唾液の緩衝能と唾液の量》
を調べていますが唾液検査は、一回やれば大丈夫?
健康診断の血液検査のように定期的に行い、むし歯のリスクを再確認をする必要があります。
健康な状態が維持できていれば
今のケア方法や生活習慣が適切であることが確認できます。
逆にむし歯菌が増えていたり、口腔内の状態が悪化していれば、
これからむし歯にならないための新しい行動が必要になります。
一度、唾液検査を受けられ
メインテナンスで定期管理にいらしている方にも
健康なお口の中を維持するために
担当歯科衛生士より唾液検査の必要性を案内させて頂いております。
唾液検査は、大人だけでなく お子さんも検査することができます。👦👧👶
特に小さなお子さんは、授乳期から離乳食、離乳食から幼児食、普通食へ
食べることを覚え、食べられるものが増えていきます。
そして 次々に歯が生えてきて
お口の環境も変化がしやすくむし歯になりやすいです!
小さな時からむし歯のない環境にすることは、
永久歯が生えてきたとき、そして大人になってからも
むし歯になりにくいお口の中をつくることができます。
☆歯磨きしているのにむし歯ができてしまった!
☆飲食の回数が多い!
☆お子さんにはむし歯をつくりたくない!
こんな方には、唾液検査を定期的に受けて欲しいです。
唾液検査をすることで、今のお口の状態を把握し、
どんな予防法が適切か
その都度、対応することで予防に繋がります。🦷
むし歯ができてからではなく、できないようにするために
自分の口の中の環境を把握することが、予防の第一歩です。