3月のブログで紹介した『歯の王様』は、6才頃に生えてくる大きな歯です。
この歯にはとても大事な役割があるにも関わらず、むし歯になりやすいので心配です。
むし歯になりやすい理由は、噛む面の溝が深く、汚れがたまりやすい、
そして、ハブラシも届きにくいからです。。。
歯科医院では、歯の王様を守るために『 シーラント 』という処置を行います。
むし歯を予防するための処置です。
奥歯のかむ面の溝にレジンと呼ばれるプラスチックの樹脂を埋め込み、
溝を浅くして、汚れがたまりにくいようにします。
『 シーラント 』を行う前に歯の溝をキレイにお掃除し、
そこにプラスチックを埋めて特殊な青い光をあて、固めます。
むし歯の治療と違い『 シーラント 』の処置は、歯は削りません。
当院で使用しているシーラントは、フッ素徐放性といって少しずつフッ素を放出し、歯が強くなる効果と
毎日、使用している歯みがき剤やジェルのフッ素をシーラントに取り込み、
むし歯を予防します😊
歯が生え始めて、咬む面の溝がみえてきた頃が処置の目安です。
※予防処置の『 シーラント 』をしたからといって
絶対にむし歯にならないわけではありません。
〇毎日の歯磨き
〇規則正しい生活、おやつの取り方
〇ご自宅でのフッ素を使用
などに注意していただくことも大事になります。
毎日の生活習慣と歯科医院でできる予防処置でむし歯を予防をしましょう