当院の院長が日本臨床歯周病学会にて症例発表を行いました。
写真は、学会で発表した内容をスタッフに共有してくれているところです。
患者さんと歯科衛生士が二人三脚で歯周病治療に取り組み、
歯周病が改善・安定、患者さん自身もそれを実感してくださった症例の発表でした。
歯周病は、生活習慣病です。
生活習慣病を改善するためには、患者さんの生活習慣を教えていただく必要があります。
それを把握して、一人一人に合わせた、よりよいケアを行えるよう
院長だけではなく、スタッフそれぞれが学会に入会したり、セミナーを受講しています。
症状の改善を患者さん自身が実感され、喜んでくれたり、
お口の健康を意識してくれることは、私たちにとって大きな喜びです。
この症例の方は、最初の来院から5年以上経過した現在も
定期的にメインテナンスを受けられ、歯周病が安定しています。
日本では、30歳以上の成人の約80%が歯周病にかかっており、
歯を失う原因の第一位です。
細かい部分や磨きにくいところの歯垢(菌)は、歯磨きだけですべて除去するのが難しいです。
歯垢(菌)は時間が経つと歯石になり、菌の温床となります。
定期的に歯科医院でクリーニングやメインテナンスを行うことで
歯磨きではとりきれない部分の細菌を除去することができます。
問題が起きてからではなく、問題が起こらないように
予防的に歯科受診をし、お口の健康を維持しましょう。