≪2020年11月から、初診の方には、唾液検査を受けていただくことになりました≫
当院で唾液検査を導入した理由は次のとおりです。
例えば、こんな方はいませんか?
頑張って歯磨きをしても、むし歯になってしまう人。
歯磨きをしなくてもむし歯にならない人。
なぜ自分はむし歯になってしまうのでしょうか?
口の中の環境や体質は、人それぞれ違いがあります。
痩せている人、太りやすい人に似ていますね。
まずは、自分の口の中の環境を把握することが、予防の第一歩になります。
当院では、これまでも、歯周病検査・レントゲン・口腔内写真を用いて、患者様ごとの資料を作成し、検査結果や今後の治療方針について、時間をかけてご説明してきました。
そこに唾液検査を加えることで、むし歯のリスクをさらに詳しく分析することができるようになります。
【唾液検査でわかること】
①むし歯のきっかけをつくる菌、ミュータンス菌の量
②むし歯を進行させる菌、ラクトバチラス菌の量
③唾液の緩衝能(質)と唾液の量
虫歯・歯周病のリスクが分かれば、より、その方に合った適切な予防プログラムを提供することが可能になります。
当院で採用している唾液検査キッド「デントカルト」は、WHO(世界保健機構)の疫学検査にも使われている、信頼性の高い唾液検査方法です。
虫歯菌の培養にも手間と時間がかかりますが、患者様の健康を願い、スタッフ全員で取り組んでいます。
唾液検査の結果が出ましたら、食生活アンケート、歯周病検査の結果も含めてグラフにまとめ、歯科医師、歯科衛生士で患者様ごとの予防プログラムを立案します。
その後、歯科衛生士からわかりやすく患者様に解説し、患者様、歯科衛生士の二人三脚で予防プログラムに取り組んで頂きたいと思います。